平成23年8月11日
岩手県知事 達 増 拓 也 様
岩手県議会議長 佐々木 一榮
岩手県議会議会運営委員長 佐々木 博
県議会における答弁について
去る8月9日の県議会本会議の斉藤信議員の質疑に対する貴職の発言について、議会運営委員会において、下記の意見がありました。
今後は、議会における発言に十分にご留意されるよう、申し入れます。
記
・事実に基づいて質問をしたが、非論理的と言ったことは、質問に対する誹謗中傷以外何物でもない。
・知事として、今回が最初ではないことを含めて議場内の振る舞いを含めた態度と、答弁者の側が質問者の発言を訂正していただきたいと平然と言い放つ態度の2つに問題がある。
・議長が、議事進行を受けて休憩を宣告した後に、議長に宣告を振り切って何度も挙手して「議長、議長」2度叫んで発言した。議会について理解をしていない。
・議員の質問に対する答弁の際に、「全く非論理的なことである」、「言いがかりをつけるための論理である」、「発言を訂正していただきたい」などと発言することは、不見識である。
・地方自治上、知事等は、あくまでも議長や議員の説明の要求に応じて説明を行う立場にあると解されており、そういう意味では、先日の知事の発言は行き過ぎている。