岩手県教育長 菅野洋樹 様
2012年8月29日
日本共産党岩手県委員会
委員長 菅原則勝
県議団 斉藤 信
高田一郎
仮設の校舎等にエアコンの設置を行い、
子どもの健康と学習環境の確保を求める申し入れ
厳しい残暑の中でプレハブの仮設校舎では教室の気温が40度近くになり、体調を崩す児童が出ています。大槌町の4小学校の仮設校舎では、5日間で67人が体調不良を訴える事態となっています。県内の仮設校舎は4市12小中学校となっていますが、普通教室にエアコンが設置されているのは釜石市の4小中学校だけです。宮城県では小・中・高校の仮設校舎の普通教室には基本的にすべてエアコンが設置されています。
子どもたちの健康と学習環境の改善をはかるために、緊急に仮設校舎へのエアコンを設置すべきです。また、他の校舎の普通教室についても学習環境の調査を行い、エアコンの設置を進めること。熱中症対策を徹底するよう以下の通り申し入れます。
記
1、 県内の仮設校舎の普通教室に緊急にエアコンを設置するよう必要な手立てを講じること。
2、 他の校舎の普通教室についても実態調査を行い、エアコンの設置を進めること。
3、 熱中症対策を徹底し、保健室の体制の強化をはかること。
以上