2023年10月11日
物価高騰から県民の暮らしと営業を守る緊急対策(第二次)の申し入れ
達増知事の回答(大要)
【達増知事】
この度は、日本共産党岩手県委員会、また県議団の「物価高騰から県民の暮らしと営業を守る緊急対策(第二次)の申し入れ」ということで、改めて最近の暮らしや仕事の現場を調査いただき、政策・要望を取りまとめていただきまして御礼を申し上げたいと思います。
また、30年におよぶ経済停滞、暮らしの困難という視点から「経済再生プラン」をまとめ、そしてその視点に立っての今回の緊急対策の申し入れということで、なるほど、このデフレがずっと続いて賃金が上がらなかったわけですけれども、そこを、ファストフードはじめ昼ご飯を安くあげられるみたいなことでやりくりしていたところに物価高ということで、根底から負担をきたしているというような状況ということが、この30年という視野を広げることで見えてくるのだなということを改めて感じたところです。
非常に暮らしや仕事の現場がきつくなってきているということ、またそれは長期化しているということでもありますし、改めて県としてもこういった現場の状況をきちんと把握しながら対策を講じていきたいと思います。
いま4月からの半年分ということで、いずれそろそろ(支援が)切れてくるというところでもあり、国も経済対策と言っているんですが、早く具体的に出してほしいんですが、なかなか出てこないところもあって厳しい状況ではあるんですけれども、今までの交付金を活用しながらというところがありましたので、そこが苦しいところではあるんですけれども、やはり的確に対応する必要というのはあると思いますので、いただいた緊急対策・申し入れを参考にしながら検討していきたいと思います。
省エネ・再エネ・脱炭素に関する取り組みも大事でありますので、これもやはり長期的な視点も持ちながら取り組んでいきたいと思います。