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《2015年8月29日》
志位和夫委員長が来県!県議選躍進を訴え

 「日本の平和と未来がかかった選挙」―日本共産党の志位和夫委員長は29日、大激戦の岩手県議選(9月6日投票)の応援のため、県内3カ所を駆け巡り、盛岡区(定数10)の斉藤信、一関区(同5)の高田一郎=以上現=、奥州区(同5)の千田みつ子の各候補とともに「何としても勝利を」と訴え抜きました。
 東日本大震災で未曾有の被害を受けた岩手県では、前回県議選で日本共産党が史上初の複数議席を獲得、今回はさらに3議席への躍進をめざしています。
 各地で聴衆の熱い歓声と拍手に迎えられた志位氏はまず、「『戦争法案ストップ』、平和を願う1票を日本共産党に託してください」と呼びかけました。
 志位氏は、安倍晋三首相が戦争法案は「国民の命を守る法案だ」と言い訳していることを批判。「国会論戦を通じて、法案の正体が、憲法9条を破壊し、『海外で戦争する国』をつくる戦争法案であることは明々白々となりました」と述べると、「その通り!」の声が響き渡りました。
 志位氏は第一に、米国が世界中で戦争に乗り出した際に、自衛隊が「戦闘地域」まで出て行って兵站を行い、クラスター爆弾や毒ガス兵器、はては核兵器まで法律上はなんでも運べるようになることを告発しました。
 第2に、集団的自衛権行使に関し、首相が具体例としてきた「邦人輸送の米艦防護」論が参院審議で崩れ去った事実も挙げながら、「うそデタラメの例しか挙げられないことは、裏を返せば、政府の裁量次第でなんでもできるということです」と力説。米国が行った数限りない先制攻撃に日本政府は一度も「ノー」と言ったことがないと指摘し、「日本が米国にいわれるままに集団的自衛権を発動して海外での武力行使に乗り出す。ここに一番の現実的な危険があります」と訴えました。
 志位氏は「くわえて大問題が発覚しました」と述べ、自衛隊統幕監部が戦争法案成立を前提に「(米軍と自衛隊の)軍軍間の調整所の設置」など恐るべき検討を極秘で行っていたことを告発。戦前・戦中の天皇の大権=統帥権の名で行われた軍部の暴走にふれ、「今後は米軍の大権=米軍の指揮下で自衛隊が暴走して、海外で武力行使しようとしている」と批判しました。
 参院審議が77回も中断するなど、法案の答弁不能ぶりを指摘した志位氏は、岩手県議会が7月に全国で初めて「戦争法案の廃案を求める意見書」を採択した意義を強調。これに自公両党などは反対したとし、「自民、公明への1票は戦争への1票。共産党への1票は平和への1票。この票が伸びれば伸びるほど平和と憲法を守る確かな力となります」と訴えると、聴衆は割れるような拍手で応えました。


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《2015年8月24日》
県議選勝利をめざす総決起集会ひらく
盛岡市議選勝利を力に“岩手ショック”で安倍政権に痛打を


 8月24日、盛岡市議選の躍進を確信に、県議選での斉藤信の勝利をめざす総決起集会を開きました。
 佐久間盛岡地区委員長は、市議5人全員の当選を勝ち取り、得票目標の15000票も基本的に達成したと報告。「戦争法案ストップ」の訴えと市民要求を実現する党の政策が共感を大きく広げたと強調しました。同時に、県議選盛岡選挙区は1人はみ出しの過去に例のない超少数激戦で、当選ラインは大幅に上がる見込みだが、斉藤氏の前回票の8785票では当選は困難だと説明。志位和夫委員長の街頭演説(29日正午・盛岡駅前)を1000人規模で成功させ、得票目標の15000票を実現しようと訴えました。
 私は、戦争法案の廃案を求める県民の願いを党派を超えて結集し、必ず6選を果たすと決意。一関区と奥州区でも勝利し、2議席から3議席へ躍進し、◇被災者の医療費・介護保険利用料の免除継続◇中学生までの医療費無料化◇国保税や介護保険料の軽減―を実施させると訴えました。
 結びに菅原則勝県委員長が、盛岡市議選で自衛官の家族が相次いで共産党を支持するなど情勢は劇的に変化していると指摘。3議席獲得で「岩手ショック」を起こし、安倍政権を退陣に追い込もうと呼びかけました。


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《2015年8月23日》
盛岡市議選―日本共産党5人全員当選!
合計14884票(得票率12.49%)を獲得、前回比3000票近く増やす


 8月23日、大激戦となった盛岡市議選が投開票され、日本共産党は、庄子春治、鈴木礼子、高橋和夫、神部伸也、鈴木努の5人全員が当選し、現有5議席を守り抜きました。
 少数激戦で当選ラインがアップするなか、5氏は前回比で得票が2935票増の14884票を獲得、得票率で2.0ポイント伸ばし、得票目標に掲げた15000票をほぼ達成しました。
 「戦争法案ノー」を訴えた共産党が勝利した結果は、戦争法案強行を狙う安倍政権への痛打となるものです。
 有権者からは「迷っていたが、戦争法案廃案へもっとも頑張っている共産党に入れる」「共産党の候補者はよく知らないが、戦争法案は大問題なので投票した」など、共感が広がりました。
 24日のお昼に、ナナック前にて当選した市議団5人とともに街頭宣伝を行い、市議選の結果を報告するとともに、引き続く県議選勝利の決意を述べました。

当 庄子 春治 3392.060票 11位

当 鈴木 礼子 3301.634票 12位

当 鈴木つとむ 3181.465票 15位

当 かんべ伸也 2942票   18位

当 橋かずお 2068.447票 38位


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《2015年8月20日》
岩手県知事選―達増氏が無投票で3選
自民党は候補者擁立できず“不戦敗”


 8月20日、岩手県知事選挙が告示され、日本共産党も自主的支援をする達増拓也氏(51)が、無投票で3期目の当選を果たしました。
 東日本大震災の被災者に寄り添った復興と、戦争法案に対する態度が大きく問われることになった今回の知事選では、日本共産党をはじめ5野党党首がそろって達増氏への支持を表明。達増氏が「違憲の安保法案は白紙撤回すべき」と表明するなか、自民党は、候補者を立てることすらできず、“不戦敗”となりました。
 達増氏は第一声で、東日本大震災の津波で未曾有の被害をうけたふるさとを消滅させないとの思いで、県民や市町村と力を合わせて復興に取り組んできたと主張。今後4年間で復興をさらに前へ進め、地域資源を活用した「ふるさと振興」を推進し、孫子の代に引き継いでいくと強調しました。私も第一声にかけつけ、支援する県議の一人として紹介されました。
 第一声では、日本共産党の志位和夫委員長ら5野党党首の必勝メッセージが披露されました。高田一郎県議が一関での遊説にかけつけました。


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《2015年8月11日》
山下書記局長を迎えての日本共産党演説会に1100人
県議選・市議選で共産党を伸ばし、戦争法案ノーの“岩手ショック”を


 8月11日、盛岡市民文化ホール大ホールで、山下芳生書記局長を迎えての日本共産党演説会を開催しました。県内各地から1100人が参加しました。
 山下書記局長は、審議すればするほど、戦争法案が海外での武力行使に道を開くものということが明らかになり、反対世論が高まっていることを指摘。「県議選、市議選で共産党を伸ばし、戦争法案ノーの“岩手ショック”を起こし、参院で法案を強行できない状況をつくろう」と訴えました。いわぶち友参院比例予定候補は福島の苦難を切り捨てた川内原発再稼働は許せないと訴えました。
 3議席への躍進めざす斉藤信(現)、高田一郎(現)、千田美津子(新)県議予定候補、現有5議席勝利へ全力をあげる庄子春治(現)、鈴木礼子(現)、高橋和夫(現)、神部伸也(現)、鈴木努(現)の5人の盛岡市議が迫力ある訴えを行いました。
 斉藤県議は、「戦争法案の廃案めざし、平和の声を結集する選挙戦に全力をあげる。被災者の命とくらしを守る復興をさらに前進させ、子どもとお年寄りが大切にされる県政へ、盛岡・一関・奥州で3人の県議団の実現へ全力を挙げて奮闘する」と力強く訴えました。
 演説会には、達増拓也知事からメッセージが寄せられました。
 お昼には、東日本大震災津波から4年5ヶ月が経過した月命日にあたっての街頭宣伝を行い、改めて被災者の命とくらし最優先の復興を訴えました。また同日午前中には、鹿児島県の川内原発が再稼働され、再稼働反対を訴えるとともに、即時原発ゼロ、自然エネルギーへの抜本的転換を呼びかけました。

 斉藤県議の演説の大要は「政策と活動」をご覧ください。


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《2015年8月1日》
穀田恵二衆議院議員を迎え玉山区で演説会

 8月1日午後、盛岡市議選(16日告示、23日投票)の現有5議席確保、岩手県議選(28日告示、9月6日投票)での斉藤県議の議席確保をめざし、日本共産党の穀田恵二国対委員長を迎えた演説会が玉山区の好摩コミュニティセンターで開かれました。
 穀田氏は、戦争法案に反対する空前の運動が宗教界、青年学生、若い母親など各分野で起こっていると紹介。廃案をめざす共産党が安倍政権と真正面から対決するなかで、市議選と県議選の勝利は国政の動向を占うものになると強調しました。
 また穀田氏は、前回2議席を獲得した党県議団が被災した県立病院の再建や、被災者の持ち家再建に向けた県独自の支援金などを実施させたと力説。県政でも市政でも住民要求実現の先頭に立って奮闘してきた共産党を、必ず躍進させてほしいと呼びかけました。
 斉藤県議は「議席を守り抜いて3人の県議団を確立し、津波被災者の医療費や介護保険利用料の免除継続、中学校卒業までの医療費無料化に力を尽くす」と訴えました。
 地元の高橋和夫市議は「玉山区選出の市議で戦争法案廃案の意見書(賛成少数で否決)に賛成したのは私だけだった。今後も玉山の声を市政に届ける」と決意を述べました。
 午前中には、穀田氏とともに、猛暑の中市内3ヶ所で街頭演説を行いました。緊急の街頭演説でしたが、どこも数十人の聴衆の方が集まっており、熱心に聞いていただきました。