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《2019年7月22日》
横沢たかのりさんが党県委員会を訪問―「本当に心強かった」

 7月22日、参院岩手選挙区で自民党現職に逆転勝利した野党統一候補の横沢たかのりさんが日本共産党県委員会事務所を訪れ、初当選へのお礼を述べて、和やかに懇談しました。菅原則勝委員長と私が応対。横沢選対から木戸口英司本部長・参院議員、関根敏伸幹事長・県議が同席しました。
 菅原氏は「横沢さんの演説が県民の感動を呼び、4年前の知事選から積み上げた野党共闘の力と合わせて、今回の結果をつくったと思う」と語りました。
 横沢氏は「共産党のみなさんは、どこの街頭演説にも必ず来てくれた。本当に心強かった」と感謝の気持ちを表明しました。
 菅原氏は「推薦した党として絶対に勝とうと全力をあげた。みんなが当選を喜んでいます」と紹介。横沢氏は「共産党の演説会で聞いた国会議員の話が、とても参考になった」と応じました。
 私は、障害者団体なども加わった「市民と野党の共闘」が自民党や官邸からの攻撃を打ち破った歴史的なたたかいだったと振り返りました。


《2019年7月21日》
野党統一の横沢たかのりさんが大激戦を制して初当選
日本共産党は比例代表で58737票(10.38%)を獲得、紙智子参議院議員の議席守り抜く


 安倍首相や菅官房長官が2回も入る大激戦となった岩手選挙区では、野党統一候補の横沢高徳氏(47)=新、無=が、自民党現職に逆転勝利し、初当選を果たしました。
 午後11時すぎ「当選確実」が出ると、事務所に詰めかけた大勢の支持者から「うおー」と大歓声。割れるような拍手の中で横沢氏は「多くの県民の願いが結集し、勝利につながった。みなさんの声を必ず国会に届ける」と決意を述べました。
 達増拓也知事、日本共産党、立憲民主党、国民民主党、社民党の代表があいさつ。共産党の菅原則勝県委員長は「自民党と官邸からの攻撃を打ち破ったのは大事だ。岩手の野党共闘をさらに広げていこう」と語りました。
 一関市から駆け付けた21歳の女子学生は「野党の議席を守れて、本当にうれしい。子どもが教育をうけやすい社会をつくってほしい」と期待を寄せました。
 共産党は横沢氏当選へ全力をあげました。野党合同街頭演説は9日(志位委員長)に1000人、15日(穀田国対委員長)に300人で大成功。候補者の遊説先では党地方議員が応援演説をしました。
 共産党は、比例での躍進にも最大限の力を注ぎ、5万8737票(得票率10.38%)を獲得。2016年参院比例には及ばなかったものの、17衆院比例の5万3604票(同8.74%)を上回り、東北・北海道を活動地域とし、農林水産業の守り手・紙智子参議院議員の議席を守り抜くことができました。
 ご支援をいただいた全ての皆さんに心から感謝いたします。


《2019年7月15日》
横沢たかのり候補必勝!4野党合同演説第2弾
日本共産党からは穀田恵二国対委員長が訴え


 7月15日、自民党現職と大激戦の岩手選挙区で、横沢たかのり野党統一候補を何としても押し上げようと、4野党の合同街頭演説第2弾を盛岡駅前で開催しました。私が司会を務めました。
 日本共産党の穀田恵二国対委員長・衆議院議員は「4年前の知事選勝利から始まった野党共闘の源流の地である岩手で、絶対に負けるわけにはいかない」と力説。横沢候補の必勝で「岩手から新しい政治の流れをつくった」という結果を出そうと熱烈に訴えました。
 横沢候補は「被災者などが苦しい生活を送るなか、消費税10%増税はあり得ない。まずは生活を温め、安心して老後を暮らせる年金制度をつくる」と声を振り絞りました。
 国民民主党の木戸口英司参院議員(野党統一)は「現職の背中が見えてきたが、まだ追いかけている状況だ」と奮起を呼びかけました。立憲民主党県連合の高橋重幸代表は「参院選で勝ち抜き、暮らしの安心を取り戻す」と述べ、社民党県連合の小西和子代表は「平和と平等の共生型社会をめざす横沢候補を」と強調しました。
 演説を聞いた60代の女性は「消費税増税はイヤ。横沢さんにがんばってほしい。共産党は野党共闘で懐が深くなった。比例では入れる」と語りました。


《2019年7月9日》
野党共闘の源流・岩手で横沢たかのり候補の勝利を必ず!
志位委員長、森ゆうこ参院議員、初鹿明博衆院議員ら迎え野党合同街頭演説


 7月9日、野党統一候補の横沢たかのりさんの必勝を期し、岩手県庁前で、野党4党の合同街頭演説を行いました。私が司会を務めさせていただきました。
 達増拓也知事、国民民主党の森ゆうこ参院議員、立憲民主党の初鹿明博衆院議員、社民党県連合の小西和子代表、日本共産党の志位和夫委員長、そして、横沢たかのり候補が訴え、1000人を超える聴衆の大きな拍手をうけました。
 志位委員長は「安倍首相は野党共闘が怖くて仕方がない。32の1人区すべてで野党が勝って、自民党を打ち負かそうではありませんか」と呼びかけました。
 志位氏は、党首討論で安倍首相が「(立憲民主党の)枝野(幸男)さんと、志位さんは考え方が違う。一緒にやっているのはおかしい」と語っていることを批判。「別の政党ですから、それぞれの考え方をもっているのは当たり前です。野党は市民連合と13項目の政策合意を交わして堂々とたたかっています」と語り、共通政策で、10月からの消費税10%増税中止、安倍9条改憲反対など、国政の中心問題で共通の旗印が立っていると述べました。
 年金問題でも低年金者に月6万円を一律に上乗せする政策で野党が一致し、「マクロ経済スライド」の廃止についても他の野党から検討と話し合いの姿勢が示されていることを紹介。「野党共闘は、お互いの違いや、多様性を認め合い、リスペクトして一致点で協力する。多様性のなかで統一する。『多様性ゼロ』の安倍政権の実態と対比しても、多様性を大事にして、一致点で団結して政治を前にすすめる野党共闘にこそ未来があるのではないでしょうか」として、横沢候補の勝利を訴えました。
 岩手選挙区の横沢たかのり候補は「多様性を認め合い、ともに生きる、よりよ社会の実現にむけて、車いすからの視点を大切にがんばる」と表明しました。
 達増知事は「岩手の未来を切り開くためにも国会に送り出そう」と訴え。森参院議員は「力をあわせて勝利に向かって進もう」と語り、初鹿衆院議員は「苦しい人は苦しいまま。こんな政治を終わらせる選挙にしよう」と話し、小西氏は「平和と平等社会を実現するために、横沢さんを国会に」と述べました。
 日本共産党の紙智子比例候補が紹介されました。
 選挙区も比例代表も大激戦・大接戦となっています。選挙区は「横沢たかのり」、比例代表は「日本共産党」と大きく広げてくださいますよう、心からお願いいたします。


《2019年7月3日》
被災者の医療費・介護利用料等の免除継続を求める請願と意見書を採択
年金制度の充実を求める請願は不採択に


 7月3日、6月定例県議会の最終本会議が開かれ、岩手県保険医協会や復興県民会議などの皆さんから提出された「被災者の医療費・介護保険利用料等の免除措置の継続を求める」請願と意見書が賛成多数で採択されました。自民党会派が反対しました。
 年金者組合岩手県本部などが提出した「年金制度の充実を求める」請願は、共産党・社民党・改革岩手の一部が賛成しましたが、不採択となってしまいました。


《2019年7月1日》
4野党が達増知事に横沢氏支援要請
達増知事「私も力を尽くしたい」


 7月1日、岩手県内の日本共産党、立憲民主党、国民民主党、社民党の代表は、県庁で達増拓也知事に会い、参院岩手選挙区の野党統一候補・横沢たかのりさんへの支援を要請しました。横沢氏の後援会連合会の伊藤勢至会長(県議)も参加しました。参院選後に知事選(8月22日告示、9月8日投票)が行われます。
 共産党の菅原則勝県委員長は、前回の知事選勝利をはじめ、野党共闘の源流と言われる岩手の動きが全国にも影響を及ぼしたと強調。「市民と野党の共闘が岩手の選挙のカギを握る。知事のご尽力もいただいて、連動してたたかいたい」と述べました。
 立憲民主党の高橋重幸県連合代表、国民民主党の高橋元(はじめ)県連代表代行、社民党の小西和子県連合代表も横沢候補への支援を求めました。
 達増知事は要請に感謝し、横沢氏や4党が掲げる政策と「県政がめざす方向が一致する手応えを得た。参院選に向けて私も力を尽くしたい」と語りました。