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《2022年5月29日》
志位委員長を迎えた街頭演説に850人が参加
日本共産党の比例5議席確保、きどぐち氏勝利かならず


 5月29日、3週間後に公示が迫った参院選で、日本共産党の比例5予定候補の勝利を何としても勝ち取ろうと、盛岡駅前で志位和夫委員長を迎えた街頭演説を開催。約850人が参加しました。志位氏は「平和と暮らしがかかった大切な選挙です」と語り、いわぶち友参院議員をはじめ5人の比例予定候補の勝利と、野党統一の木戸口英司参議院議員の勝利を訴えました。買い物客や通行人らが足を止めたほか、膨れ上がった聴衆には若者の姿も目立ち、志位氏の訴えに、うなずきながら熱心に耳を傾け、大きな拍手と声援を送りました。演説を聞いた聴衆からは「食べ物を買う時、物価高騰で負担が増えている。消費税を減税してほしい」などの期待が語られました。
 志位氏は、ロシア・プーチン政権によるウクライナ侵略が3カ月以上たち、危機に乗じた「9条を変えろ」の大合唱に対して、「平和を守りたい」「憲法を守りたい」という多くの声も起こっていると強調。世界、東アジア、日本の平和をつくる日本共産党の平和外交の提案を縦横に訴えました。
 この中で志位氏は、自民党などから「9条で平和が守れるか」との声が出ていることに対して、戦争を起こさないための9条を生かした外交に、知恵と力をつくすのが政治の役目だと指摘。「その肝心の外交戦略が、岸田政権にはないではありませんか。外交をやらないで、軍事ばかりやっている。これが一番の問題ではないでしょうか」と批判し、日本共産党が提唱する9条を生かして東アジアに平和をつくる「外交ビジョン」を語ると、大きな拍手が湧き起こりました。
 暮らしの問題について、志位氏は、物価高騰の要因は「新型コロナ」「ウクライナ侵略」だけでなく、「アベノミクス」で続けられてきた「異次元の金融緩和」による異常円安が、輸入物価の高騰を招いたと指摘。同時に、物価高騰でこうも暮らしが苦しいのは、賃金が上がらず、年金は下がり、教育費が重すぎ、消費税の連続増税で家計が傷んでいるからだとして、「新自由主義が、日本経済を『冷たく弱い経済』にしたことが、生活が苦しい大本にあります」と指摘し、「今度こそ新自由主義は終わりにして、『やさしく強い経済』に大転換しよう」と強調し、日本共産党の五つの提案を訴えました。
 この中で志位氏は、日本の食料自給率がわずか37%に下がっていることは大問題だと指摘。これに対して政府は、米価の大暴落を放置したうえに、水田から畑作などへの転作で支えになっている水田活用交付金を削ろうとしていることを告発。衆院本会議の代表質問でこの問題を取り上げ、「削減は中止すべきだ」と強く迫ったものの、岸田文雄首相は「中止する」と言わなかったと批判。「ならば、審判くだそうではないですか。こんなに農業を粗末にする政治は、共産党を伸ばして変えようじゃないですか」と強調しました。
 志位氏は、市民と野党の統一候補の、きどぐち英司参院議員(岩手選挙区予定候補、改選数1)の勝利を訴え。2015年8月の知事選で、野党5党首がそろい踏みで達増拓也知事の応援に集まったことを振り返り、「野党の5党首が一緒に選挙をたたかおうと集まったのは盛岡が最初です。岩手は野党共闘の発祥の地の一つです。共闘の力を発揮して必ず勝利しましょう。そして、野党共闘を前に進める上でも、どんな困難にあってもぶれずに共闘を進める日本共産党を伸ばしてください」と呼びかけました。
最後に志位氏は、日本共産党は、戦前の軍国主義のもとで、「自由」と「平和」を命がけで貫いた唯一の党であり、将来にわたっても自由、民主主義、人権の制度を守り、発展させ、花開かせることを党綱領で約束していると述べ、「自由と平和 まっすぐつらぬく」日本共産党の躍進を呼びかけると、盛大な拍手に包まれました。
 いわぶち氏は、原発汚染水の海洋放出は、大震災津波からの復興に取り組む漁業者の努力を踏みにじるものだと批判。政府が3月下旬以降、「ALPS処理水は安全」との広告を4千万円使って全国の新聞50紙に出し、29日付の「岩手日報」と「河北新報」にも載せたと指摘し、「原発ゼロと汚染水の海洋放出中止に力を尽くす。再び国会へ押し上げてほしい」と力いっぱい訴えました。
 吉田恭子比例予定候補も訴えました。
 きどぐち氏は「前回に続いて今回も志位委員長に駆けつけていただき、大きな力をもらいました」と感謝。岩手の野党共闘は6年間で絆と信頼を強めたと語り、「岸田政権の暴走を止めるために岩手の共闘の議席を守る」と決意を表明しました。
 訴えに拍手を送っていた女性(20)=陸前高田市=は「志位さんの話を聞いて、『国際世論』こそ戦争を終わらせる力になると実感できた。そんな時に『核共有』とか『核抑止』の議論が出ているのは怖い。平和のために共産党に頑張ってほしい」と話しました。

 街頭演説の模様はYouTubeで視聴できます。ぜひご覧ください。


《2022年5月16日》
参院選比例代表第2次候補に吉田恭子さんを発表

 5月16日、日本共産党は、参院比例代表2次候補に、吉田恭子(41)=党県副委員長=ら13人を発表しました。党岩手県委員会は菅原則勝県委員長と吉田氏と私が県庁で記者会見しました。
 菅原氏は、岩手の目標は、比例の5議席絶対確保に向けた7万票(得票率12%以上)の獲得と、選挙区の野党統一候補・きどぐち英司参院議員の再選だと説明。吉田氏は総選挙の岩手1区候補として三つ巴で2万3000票(同約12%)を得ており、比例と選挙区を相乗的にたたかう最適の候補だと考えていると語りました。
 政党ポスターの「自由と平和。まっすぐ、つらぬく」という党の根本理念を訴え、必ず勝利したいと強調しました。
 吉田氏は、ロシアのウクライナ侵略で「戦争か平和か」が正面から問われる下で、「平和の願いを託してもらえるように頑張る」と決意を表明。物価高騰で「食料品が買えない」など切実な声が寄せられており、アベノミクスから「やさしく強い経済」への転換を求めていくと述べました。


《2022年5月14日》
参院岩手選挙区の野党統一・きどぐち英司さんの事務所開きに参加

 5月14日、参院岩手選挙区の野党統一候補、きどぐち英司参院議員の事務所開きが盛岡市で行われ、私も参加しました。達増拓也知事、日本共産党県委員会、立憲民主党県連、社民党県連合の代表らがあいさつし、熱気に包まれました。
 きどぐち氏は、13日に達増後援会の仲介で3野党と結んで共通政策の実現へ全力をあげると表明。岸田政権がコロナ対策やロシアのウクライナ侵略の対応で間違った方向に進むなか、「野党共闘の源流の岩手から日本の政治を立て直す。みなさんの力を借りて必ず勝ち抜きたい」と決意を述べました。
 達増知事は、コロナ禍やウクライナ危機の下で参院選はかつてなく重要な選挙になると指摘。この10年間、自民党政権は地域医療の充実を怠り、日銀の金融緩和を進めて物価高騰を引き起こしたと批判し、「県民の願いを届ける、きどぐちさんの議席が岩手には必要だ」と語りました。
 共産党の菅原則勝県委員長は「6年前の初当選以降、きどぐちさんは野党共闘に力を尽くし、国政は県政で新しい流れをつくった」と強調。自民党陣営は30年ぶりの議席奪還へ激しく動いており、共産党はきどぐち氏の再選へ最後まで奮闘すると訴えました。


《2022年5月13日》
野党統一・木戸口英司参議院議員の勝利へ
「野党共通政策についての協定書」を締結


 5月13日、日本共産党岩手県委員会、立憲民主党岩手県連、社民党岩手県連合は、達増拓也知事の後援会の仲介で参院選の「野党共通政策についての協定書」をそれぞれ結びました。参院岩手選挙区(改選数1)で野党統一・立民の木戸口英司参院議員(58)の再選をめざしてたたかうことを確認しました。
 共通政策は、▽新型コロナ対策に全力をあげる▽物価高騰に対応し、暮らしと生業(なりわい)を守る。アベノミクスからの脱却を図る▽津波からの復興に期限を切らずに取り組む▽憲法を守り、立憲主義を取り戻す▽ロシアのウクライナ侵略を許さず、国連憲章に基づく平和の国際秩序を回復する。憲法9条を基にした平和国家をめざす―など7つの柱・36項目にわたります。
 署名・調印後、3野党の代表が共同記者会見。共産党の菅原則勝県委員長は、木戸口氏が前回の初当選以降、県民の切実な願いを国政へ届け、岩手の野党共闘の国会議員として草分けの役割を果たしてきたと語りました。共通政策は総選挙時から発展し、全国に誇れる内容だと強調。岩手の7年間の野党共闘の実態はこれまでと変わらず、木戸口氏の議席確保へ頑張り抜くと表明しました。
 木戸口氏は「野党共闘の源流の岩手を誇りに思う。それをパワーに必ず勝利したい」と決意を述べました。
 協定締結の際は達増知事も同席しました。

 2022年参議院選挙・岩手野党共通政策.pdf


《2022年5月3日》
「5.3憲法集会inいわて」に260人が参加
日本共産党を代表して連帯のあいさつ


 5月3日、「9条改憲NO!全国市民アクション岩手の会」は「5.3憲法集会inいわて」を開催しました。ユーチューブでの視聴も含めて260人が参加。ロシアのウクライナ侵略に厳しく抗議し、憲法9条を生かした平和外交を求めるアピールを採択しました。
 国際ジャーナリストの伊藤千尋氏が講演。ロシアの侵略は、国連憲章と国際法に明確に違反しており、プーチンの「ウクライナはロシアの一部」などの主張は現代では通用しないと喝破しました。
 改憲勢力が「9条で国を守れるのか」との攻撃を強める一方で、ウクライナの被害に心を痛め、戦争以外の解決策を模索する人たちが増えていると指摘。「9条は自国を守るだけでなく、国を越えて人類を守るもの」という先駆的な内容を参院選に向けて大いに語ろうと呼びかけました。
 立憲民主党の木戸口英司参議院議員(野党統一)、社民党の久保幸喜県連合副代表とともに、日本共産党を代表して私も来賓あいさつを行いました。達増拓也知事らがメッセージを寄せました。
 集会後はピースパレードを行いました。
 集会前には、盛岡駅前で、菅原則勝県委員長、庄子春治盛岡市議とともに、75回目の憲法記念日にあたっての街頭宣伝を行いました。


《2022年5月1日》
第93回メーデー岩手県中央集会であいさつ
雨の中300人が参加


 5月1日、第93回メーデー岩手県中央集会が岩手公園広場で開催され、冷たい雨の中300人が参加しました。
 ウクライナに連帯し、青と黄色の小旗や横断幕、「戦いで 平和になった 国はなし」の川柳プラカードも登場しました。
 金野耕治実行委員長は、ウクライナ危機に乗じて、自民党や維新の会が憲法9条破壊や軍備増強を狙っているとして、「戦争反対、命を守れ」の世論を広げようと強調。参院選で市民と野党の共闘勝利で「戦争する国づくり」を阻止し、格差と貧困を解消する政治の実現をと呼びかけました。
 達増拓也知事(商工労働観光部の高橋孝政副部長がメッセージを代読)、立憲民主党の木戸口英司参議院議員(野党統一)、日本共産党を代表して私が来賓あいさつを行いました。木戸口氏は、9条改憲や「各共有」、敵基地攻撃能力の保有の議論を批判。私は「平和とくらしを守るため、参院選で岸田自公政権と補完勢力に審判を」と力を込めました。(メーデー岩手県中央集会でのあいさつ大要)
 いわぶち友参議院議員・比例予定候補のメッセージも紹介され、壇上からの発言では、職員の増員や賃金引き上げを求める声が相次ぎました。
 集会後、大通をデモ行進しました。