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《2024年8月19日》
市民アクションが恒例の19日デモ
共闘で参院補選勝利を


 8月19日、9条改憲NO!全国市民アクション岩手の会は、盛岡市で岸田政権の大軍拡と大増税に反対する定例のデモ行進に取り組みました。100人が参加し、日本共産党の吉田恭子衆院東北比例予定候補らとともに参加しました。
 憲法改悪反対岩手県共同センターの中野るみ子事務局長は、岸田首相は追い詰められて政権を投げ出したが、9条改憲へ執念を示していると警告。広瀬めぐみ参院議員の辞職に伴う参院岩手選挙区補選(10月10日告示、27日投票)は、市民と野党の共闘勝利で「戦争する国づくり」をストップさせるチャンスだと訴えました。
 他の幹事団体からも「総裁選を断念した岸田首相が9条改憲をあおっている。自民党から9条を守ろう」「防衛費拡大ではなく、防災、福祉や介護、教育などへ予算を回すべきだ」との発言がありました。
 参加者らは「金権政治をやめさせよう」「外交努力で戦争回避」などとコールし、繁華街を行進。高校生が飛び入りで合流しました。


《2024年8月15日》
広瀬めぐみ参議院議員が辞職
激動の政局のなか79回目の終戦記念日宣伝


 8月15日、日本共産党岩手県委員会と盛岡地区委員会は盛岡駅前で79回目の終戦記念日を行いました。菅原則勝県委員長、吉田恭子衆院比例東北ブロック予定候補、神部伸也盛岡市議とともにマイクを握りました。
 当日の午前中、公設秘書給与詐取疑惑の広瀬めぐみ参議院議員(岩手選挙区、自民党を離党)が議員辞職願を提出し許可されたとの報道がなされました。広瀬氏に国会議員の資格はなく、辞職は当然だと訴えました。広瀬氏の辞職にともなう参議院岩手選挙区補欠選挙は、10月10日告示、27日投票で行われます。
 吉田恭子比例予定候補は、きたる参院補選では、市民と野党の共闘で自民党からの議席を奪還し、「国政を変える大きな流れをつくっていきましょう」と呼びかけました。
 菅原県委員長は、裏金や大軍拡などの国民の怒りに追い詰められて、岸田首相は政権を投げ出したと強調。同日選挙も予想されるなか、参院補選では野党共闘の勝利、総選挙では日本共産党の躍進、市民と野党の共闘勝利へ全力をあげると決意を述べました。
 家族と秋田県から来ていた高齢の男性は、「広瀬氏の辞職は当然だよ。国から秘書給与をだまし取った人でしょう」と話していました。


《2024年8月10日》
日本共産党の山添拓政策委員長・参議院議員を迎え
希望と未来を語り合うつどいを開催


 8月10日、県民会館大ホールで日本共産党の山添拓政策委員長・参院議員を迎えた「希望と未来を語り合う集い」が開かれました。岩手県内17カ所に設けた視聴会場をオンラインでつなぎ、合計800人が参加しました。
 山添氏は、「入党して一緒に政治を動かそう」と語り、寄せられた質問に答えました。吉田恭子衆院比例東北ブロック予定候補がコーディネーターを務めました。
 「広瀬めぐみ参院議員(岩手選挙区)の秘書給与詐取に怒っている。政治とカネ問題を解決するには」の問いに山添氏は「企業・団体金も政党助成金ももらわない、最もクリーンな共産党を伸ばすのが最も効果的だ」と力を込めました。
 「大軍拡に危機感を持っている。 軍事に頼らずに平和を守る方法は」に対しては、岸田政権の核抑止力を背景にした軍事同盟強化は戦争のリスクを高め、外交努力を後回しにするものだと批判。党は包摂的な対話の努力を続けているASEANに学び、「東アジア平和提言」を打ち出したと回答しました。
 「共産主義というと旧ソ連や中国などの独裁国家のイメージがある」との疑問も。 山添氏は、日本共産党がめざす共産主義では、 労働時間の抜本的な短縮でみんなに「自由な時間」が保障され、人間の全面的な発展が可能になると説明しました。
 高橋千鶴子衆院議員が「解散総選挙で東北の1議席を必ず守り、自民党政治を終わらせよう」と訴えました。
 集い後の入党懇談会では、当日に入党申込書を持ってきた女性を含め、5人が入党。 大学1年生の男性は「共産党のお金にクリーンな活動に共感した」と話していました。

 つどいの模様はYouTubeでご覧いただけます。ぜひご視聴ください。
 https://www.youtube.com/watch?v=5H3zbc70Z2c&t=237s


《2024年8月8日》
事実であれば早期辞職を―広瀬氏の疑惑に達増知事

 8月8日、達増拓也知事は、広瀬めぐみ参院議員(岩手選挙区、自民党を離党)が公設秘書給与を国からだまし取った疑惑で東京地検特捜部の家宅捜索を受けた問題について、詐取が事実であれば「一日も早く辞職をすべきだ」との見解を示しました。同日の定例記者会見で広瀬氏の議員辞職の必要性を問われ、答えました。
 家宅捜索以降、広瀬氏は離党しただけで、公の場での説明を避け続けています。
 会見で達増知事は、広瀬氏が2022年の参院選から「自民党に全面的に支えられ、歩んできている」国会議員だと指摘。「広瀬氏の離党はおかしいと思っている」が、自民党県連は広瀬氏と一緒に事実を説明する機会を早くつくり、県民と国民の疑問に答えるべきだと強調しました。
 広瀬氏と自民党県連が、その説明の場で詐取を認め、反省するならば、広瀬氏が議員辞職をするのは当然だと語りました。
 達増知事はまた、国会議員は政党の意思決定で重要な役割を果たしていると指摘。「党と国会議員が別というのは、ありえない話だ」と述べました。


《2024年8月7日》
広瀬氏辞職の声上げよう
吉田衆院比例予定候補と党盛岡地区委員会が宣伝


 8月7日、広瀬めぐみ参院議員(岩手選挙区、自民党を離党)が国から公設秘書給与をだまし取ったとされる事件で、日本共産党盛岡地区委員会は、盛岡市で広瀬氏の即時辞職を求める宣伝をしました。
 酷暑が続くなか、吉田恭子衆院東北比例予定候補、藤倉志乃委員長、三田村亜美子盛岡市議がマイクを握り、地区役員らが「しんぶん赤旗」日曜版の見本紙を配りました。
 吉田氏は、広瀬氏が秘書の勤務実態がないのに数百万円もの金額を受け取っていたのなら、国会議員の資格は全くないと批判。公認した自民党県連は真相解明のために責任を果たすべきだと強調し、「広瀬氏の辞職を求める声を一緒に上げていこう」と訴えました。
 宣伝に足を止めた63歳の男性=花巻市=は「こんな問題を起こした人が離党だけで済むのはおかしい。自民党には、まともな国会議員がいない。広瀬氏を辞めさせる署名があれば、ぜひ協力したい」と話しました。
 60代の女性は「広瀬氏は(罪を認めて)償ってほしい。本人は弁護士だから、事件の悪質さはわかっているはずだ」と語りました。
 宣伝では、山添拓政策委員長・参院議員を迎えた集い(10日、盛岡市)への参加も呼びかけました。


《2024年8月3日》
疑惑の広瀬参院議員の辞職求める
岩手県革新懇宣伝に反響―「地元の恥だ」


 8月3日、自民党の広瀬めぐみ参院議員(岩手選挙区)が公設秘書給与の詐取疑惑で東京地検特捜部から家宅捜索を受けている問題で、岩手県革新懇と盛岡革新懇は、盛岡市で広瀬氏の即時辞職を求める宣伝に取り組みました。酷暑のなか、30人が参加し、リレートークで訴えました。
 いわて労連の中野るみ子議長は「県革新懇が2日、自民党県連に広瀬氏の早期辞職を求める要請をしてきた」と報告。広瀬氏が詐取した金額は計数百万円に上る可能性があり、「低賃金に苦しむ労働者にとって、広瀬氏の行為は余りにもひどい」と批判しました。
 日本共産党の吉田恭子衆院東北比例予定候補は「広瀬氏に国会議員の資格はなく、離党だけではすまされない。公認した自民党が真相解明へ責任を果たすべきだ」と力を込めました。
 宣伝に足を止めた市民からは、怒りの声や「がんばれ」との激励が相次ぎました。
 38歳の女性看護師は「広瀬さんが離党しただけでは議員報酬をもらい続けてしまう。自民党は藤原崇県連会長など自分たちの利益ばかり考えている」と語りました。75歳の男性は「秘書給与の詐取なんてとんでもない。絶対に辞職すべきだ。本当に県民の恥だと思っている」と話しました。


《2024年8月2日》
広瀬めぐみ参議院議員は早期辞職を
岩手県革新懇が自民党県連に要請


 8月2日、自民党の広瀬めぐみ参院議員(岩手選挙区)が国から公設秘書の給与をだましとった疑いで、東京地検特捜部から事務所などの家宅捜索を受けた(7月30日)問題について、岩手県革新懇は盛岡市の自民党岩手県連を訪れ、藤原崇会長(衆院議員)に対して、広瀬氏の早期辞職を求める緊急要請をしました。
 国分博文事務局長ら8人が参加し、同県連の栗澤孝信事務局長が応対しました。
 国分氏は、広瀬氏の公設秘書給与詐取疑惑の重大性は、これまでの不祥事とは比べものにならないと指摘。広瀬氏は自民党を離党したが、多くの県民は「政治とカネ」をめぐる疑惑に怒り心頭で、「広瀬氏がもはや逃げ延びる余地はない」と強調しました。
 その上で、▽広瀬氏は県民の代表としての資格を完全に失っており、直ちに国会議員を辞職する▽自民党県連として調査し、広瀬氏への辞職勧告などの厳しい対応をとるーことを要求しました。
 栗澤事務局長は「会長や幹事長に伝える」と答えました。
 要請後、国分氏らは同市にある広瀬氏の事務所を訪問。事務所と連絡が取れず、職員も不在だったため、広瀬氏本人にあてた辞職を求める要請文をポストに入れました。