《2024年11月26日》
2025参院選・比例5候補を発表―紙智子参院議員の後継に「はたやま和也」さん
日本共産党の小池晃書記局長は26日、国会内で記者会見し、来年夏に行われる参議院選挙の比例候補(第1次)を発表しました。
はたやま和也(新)、小池晃(現)、井上さとし(現)、山下よしき(現)、白川よう子(新)の5氏。
はたやま和也氏の活動地域は北海道、東北、北関東です。
【はたやま和也】
党中央委員、元衆院議員1期、党北海道副委員長。宮城県石巻市出身。53歳。
次期衆院選の比例東北ブロックに高橋千鶴子さんを発表
また、次期衆院選に向け、10月の総選挙で当選に届かなかった高橋千鶴子前衆院議員を引き続き衆院比例東北ブロック候補として擁立することも発表しました。
【高橋千鶴子】
党幹部会委員、衆院議員7期。65歳。
《2024年11月19日》
改憲反対運動さらに
市民アクション恒例の19日デモに参加
11月19日、「9条改憲NO!全国市民アクション岩手の会」は、盛岡市で石破政権の大軍拡と大増税に反対する定例のデモ行進に取り組みました。一気に冷え込むなか、80人が参加しました。
出発前に憲法改悪反対岩手県共同センターの中野るみ子事務局長は、総選挙で国民が厳しい審判を下した結果、衆院で自公与党が過半数を割り、改憲勢力が3分の2を割り込んだと強調。「私たちの願いが届く政治の実現に近づいたのではないでしょうか」と述べました。
中野氏はまた、石破首相が総選挙後も「党是である憲法改定を前に進める」と強弁していると批判。「政治の主人公は私たち国民です。声を上げ続けよう」と呼びかけました。
他の幹事団体の代表は「SNSを使った偽情報の垂れ流しは選挙を混乱させる」と懸念を示しました。
参加者らは「軍事費削って暮らしを守れ」「憲法生かした政治をつくろう」などとコールし、繁華街を元気に行進しました。
《2024年11月18日》
岩手県が今年度も全市町村で福祉灯油を実施へ
1世帯あたり7000円、市町村独自で上乗せ可能
11月18日、岩手県は12月県議会提出予定議案説明会で、物価高騰で苦しむ生活困窮世帯に対し、冬季間の灯油購入費や防寒用品費の一部を助成する「福祉灯油」を2024年度に行う補正予算案を示しました。全33市町村での福祉灯油の実施は21年度から4年連続です。
岩手県民にとって冬の暖房に使う灯油は欠かせません。しかし原油高騰と異常円安の影響で、県内の灯油配達価格は18リットル(1缶)当たり2100円程度の高値で推移しています。
助成対象になるのは@住民税非課税世帯のうち高齢者世帯、障害者世帯、ひとり親世帯A生活保護法による被保護世帯です。9月時点で11万2160世帯を想定しています。
県は市町村との共同で1世帯当たり7000円(23年度と同額)を助成。市町村独自の上乗せが可能です。今回の補正予算案に3億9255万円余を盛り込みました。
県は東日本大震災津波後の11年度から「被災地福祉灯油」を実施し、21年度からは全33市町村へ拡充。今年の9月県議会では、県生協連が提出した「福祉灯油の全市町村での実施を求める請願」を全会一致で採択していました。
請願採択を踏まえて県が今年度も全市町村で福祉灯油を行うのは、物価高騰の下で極めて重要な取り組みです。