ホットニュース

<<バックナンバーへ              


《2025年5月31日》
「いわてレインボーマーチ」に130人
「沈黙せず、連帯し行動を」


 5月31日、LGBTQ+(性的少数者)への差別と暴力をなくし、多様な生き方を尊重する社会をめざす第5回レインボーマーチが盛岡市で行われ、日本共産党を代表して参加しました。「いわてレインボーマーチ」が主催し、当事者やアライ(理解者・支援者)など130人が参加。レインボーの小旗を振りながら、繁華街を元気にパレードしました。
 オープニングでマーチ共同代表の凛月(りつ)さん(27)は「性的少数者への差別に対し(あらがう)声が社会を変えてきた。いまだに笑ったり、攻撃したりする人たちがいる。沈黙せず、当事者とアライが連帯して行動を」と訴えました。東北各地のパレード主催団体もあいさつしました。
 県南から駆け付けた34歳の人は「当事者でトランスジェンダーです。子どもたち3人と一緒に来た」と笑顔で語り、56歳の女性公務員は「自分らしい生き方が受け入れられる社会であってほしい」と話しました。
 パレードに手を振った高校生は「初めて見たけど、楽しそう」と関心を示しました。観光の外国人も拍手を送りました。
 日本共産党県委員会は、主催者の要請に応えて事前にメッセージも寄せました。


《2025年5月23日》
国保の加入者全員に資格確認書の発行を
マイナ保険証の有効期限切れトラブルが急増


 5月23日、日本共産党岩手県委員会と党県議団は、達増拓也知事に対し、マイナ保険証によるトラブルが相次ぐ中、国保の加入者全員に資格確認書の発行を求める申し入れを行いました。野原勝企画理事兼保健福祉部長らが対応しました。
 8日に公表された全国保険医団体連合会のマイナ保険証の利用に関する調査では、回答した医療機関の9割でトラブルが発生し、「有効期限切れ」は前回調査の14.1%から31.0%に倍増。マイナンバーカードの電子証明書の有効期限切れ件数は、全国的には2025年度2768万件余となっており、県内では20万6991件となっています。
 県内市町村では7月以降にマイナ保険証を保有していない被保険者等に資格確認書が発行されますが、マイナ保険証登録者(24年6月1日現在140,779人、61.35%)を確認する作業は膨大なものだと指摘。東京都渋谷区と世田谷区は、国保の加入者全員に「資格確認書」を交付するとの方針を示しており、「県として各市町村に対し、『国保の加入者全員に資格確認書の交付ができること』を周知し、トラブルを未然に防止する対策を講じるべきだ」と求めました。
 野原保健福祉部長は「個々に有効期限を確認するよりは、世田谷区や渋谷区のような対応が合理的ではないかとも思っており、市町村の意向も把握しながら、必要な方が医療が受けられないことがないようしっかり対応していきたい」と答えました。

 申し入れ文書は「政策と活動」をご覧ください。


《2025年5月22日》
消費税減税こそ物価対策―大企業優遇税制是正で
財源示し訴え―日本共産党岩手県委員会・盛岡地区委員会が宣伝


 5月22日、日本共産党岩手県委員会と同盛岡地区委員会は、盛岡市で消費税5%減税を求める緊急宣伝をしました。小雨が降るなか、菅原則勝県委員長と斉藤信県議がマイクを握り、勤務員らが署名とシール投票への協力を呼びかけました。
 菅原則勝県委員長と私がマイクを握り、物価高対策で最も効果的なのは一律の5%減税とし、「米も電気代もスマホ料金も安くなる」と強調。財源は大企業と富裕層への優遇減税を正せば生み出せる、また8.7兆円もの軍事費を減らすことも大事と訴えました。
 署名をした70歳の女性は「食料品が高く、買わずに食事を我慢する時がある。体が痛くてマッサージに行ったが、30分で2200円かかった。一律の5%減税をやってほしい」と話しました。高齢の男性は減税の財源について、「大企業はもうけすぎているよ。(適正な課税で)利益を少し崩せばいい」と語りました。


《2025年5月19日》
江藤農水相発言 辞任を求め声明 岩手県革新懇

 5月19日、江藤拓農林水産相が18日に佐賀市で行った講演で「米を買ったことがない」「(支援者がくださった)米が売るほどある」と発言した問題に対して、岩手県革新懇(浮田昭彦・世話人代表)は、江藤農水相に抗議し、辞任を求める緊急声明を発表しました。
 声明では、江藤氏の発言は「米の価格高騰にあえいでいる消費者や、米不足を解決しようと毎日汗して働いている農民の努力と生産の喜びを、根本から理解していない」ことを示したと批判しています。
 同革新懇は19日の常任世話人会で「この発言が農林水産大臣としての資質や資格が問われる大問題であることを確認した」と紹介。「江藤氏は直ちに大臣を辞任すべきだ」と強調しています。


《2025年5月17日》
参院選・都議選勝利へ活動の飛躍を
全県地方議員研修会ひらく


 5月17日、日本共産党岩手県委員会は、参院選・都議選勝利へ活動の飛躍を起こそうと全県地方議員研修会を開催しました。
 菅原則勝県委員長が全国都道府県委員長・書記長会議(14日)の内容を報告。「消費税減税や『アメリカいいなり』で日本共産党の主張が国民的な熱い争点になっている。情勢のおもしろさを伝え、全支部・全党員の総決起で目前に迫った参院選・都議選で必ず勝利しよう」と訴えました。
 私は、日本共産党の「物価高騰から暮らしを守る緊急提案」などを大いに語り、参院選勝利へ臨戦態勢を確立し、地方議員が宣伝・党勢拡大の先頭に立とうと呼びかけました。
 前回より得票率を伸ばし4選を果たした林ア竟次郎岩泉町議は、町議選では消費税減税や国保税の子どもの均等割ゼロなどを訴えてたたかい、選挙戦に向かう中でビラを読んだ方を党に迎えた経験を紹介。庄子春治盛岡市議は、「党の『消費税一律5%減税』の訴えには中高生からも反応が寄せられる。定例宣伝の回数も増やし臨戦態勢で頑張りたい」と発言しました。山本和義大船渡市議は、大規模林野火災からの復旧・復興に向けた取り組みを述べつつ、参院選勝利へ定例の会議を選対会議に切り替えて奮闘する決意を述べました。


《2025年5月3日》
憲法記念日で集会 武力強化で平和こない
クロステラス前で街頭宣伝も


 5月3日、「9条改憲NO!全国市民アクション岩手の会」は、盛岡市で憲法集会を開きました。ユーチューブでの視聴を含めて270人が参加しました。
 沖縄を中心に活動する、せやろがいおじさん(お笑い芸人・ユーチューバー)がギャグを交えたトークで会場を爆笑に包みました。「新基地建設阻止の座り込みをしている人たちをおとしめるデマは嫌い」との思いで発信を続けていると強調。日本の武力強化は近隣諸国との緊張を高めるだけで、平和につながらないと語りました。
 県生協連の吉田敏恵専務理事が、大軍拡反対請願署名の取り組みを呼びかけました。
 来賓として立憲民主党の横沢高徳参院議員(野党共闘)、社民党県連合の久保孝喜副代表、日本共産党を代表して斉藤信があいさつ。私は「参院選で自民党政治を終わらせて、平和と暮らしを守る政治へ」と訴えました。
 達増拓也知事の連帯メッセージが紹介されました。集会後、市内をパレードしました。
 午後には、クロステラス前で菅原則勝県委員長、吉田恭子副委員長、庄子春治盛岡市議、神部伸也盛岡市議とともに、78回目を迎えた憲法記念日にあたっての街頭宣伝を行いました。


《2025年5月1日》
第96回メーデー岩手県中央集会に600人が参加
闘いで消費税5%減税、大幅賃上げの実現を


 5月1日、盛岡市の岩手公園広場で、第96回メーデー岩手県中央集会が開かれ、600人が参加しました。
 「ミサイルよりお米」と書いたデコレーションをかぶった人や、1918年の米騒動を思わせる割烹着姿の女性らもいました。
 中野るみ子実行委員長は、石破政権が軍事費を過去最大に増やす一方、命と暮らしを守る予算を抑制していると批判。改憲と戦争準備を阻止するため、参院選には「一人ひとりが積極的に関わっていこう」と訴えました。
 各団体の代表が「大船渡市林野火災の支援に感謝したい。二重被災のもと被災者の生活再建、生業再建が課題だ」(けせん労連)、「職員の給料が上がらない。戦闘機を買う金があるなら、私たちの生活に回してほしい」(岩手福祉労組)などと発言しました。
 達増拓也知事(商工労働観光部定住推進・雇用労働室の下川知佳室長がメッセージ代読)、立憲民主党の横沢高徳参院議員(野党共闘)とともに私も来賓あいさつし、「闘いで消費税5%減税、大幅賃上げの実現を」と述べました。
 集会後に市内をデモ行進しました。