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《2025年7月3日》
参院選公示―比例代表県内第一声
自民少数に追い込み希望ある政治へ


 7月3日、歴史的な参議院選挙が公示されました。参院選比例代表の県内第一声を、午後3時から盛岡市浅沼ビル前でおこないました。
 菅原則勝参院選本部長は、参院でも自公を少数にし、新しい政治の展望をつくろう、補完勢力にも審判を下し、排外主義を許さないたたかいをおこなおうと参院選挙の歴史的意義を述べ、自民党政治を終わらせる日本共産党の力、市民と野党の共闘の力の「2つの力」で実現しようと訴えました。「比例は日本共産党、選挙区は横沢たかのりと広げに広げよう」と呼びかけました。そして、期日前投票が明日から始まり、毎日が投票日、一刻一刻を大事して奮闘しようと呼びかけました。
 労働者後援会会長中野るみ子さん、青年学生後援会会長村山哲文さんが激励のあいさつを行いました。はたやま和也比例候補からのメッセージが読み上げられました。
 比例代理弁士としてマイクを握り、参院選の最大の争点になっている物価高騰対策で、大企業と富裕層への不公正な優遇税制をただし、消費税5%への緊急減税、インボイスの廃止、国費の投入で医療・介護の崩壊を食い止める、岩手県が実施している中小企業への直接支援で賃上げの実現をと訴えました。そして、アメリカのトランプ政権の無法が続き、日本に20兆円を超す大軍拡まで要求していることを告発し、憲法9条を生かした平和外交を訴える日本共産党への支援をよびかけました。比例カーは一路南下して「比例は日本共産党」のうねりをつくる先頭に奮闘しています。

 第一声の模様はYouTubeでご覧いただけます→日本共産党参議院比例「岩手」第一声


《2025年7月3日》
参院選公示―岩手選挙区
野党共闘・横沢たかのり候補が第一声


 7月3日、参議院選挙が公示され、岩手選挙区の野党共闘候補、横沢たかのり氏(53)=立憲民主、現=は、盛岡市の事務所前で再選へ力強く第一声を上げました。
 同選挙区では、他に自民党元職、賛政党新人、N党新人も立候補しました。
 横沢候補は、通常国会で手話の普及に向けた「手話施策推進法」などを実現させたと報告しました。消費税減税や中小企業支援による賃上げに取り組むと表明。コメ高騰は自民党農政で生産者が激減したのが原因であり、農林水産業の立て直しが必要だと訴えました。
 小沢一郎衆院議員は「野党共闘の原点は、(2015年の知事選から共闘してきた)岩手だ。みんなで力を合わせてこそ政権を取れる」と述べました。
 立憲民主党県連の佐々木順一代表、日本共産党県委員会の菅原則勝委員長、社民党県連合の木村幸弘代表が紹介され、決意を表明。支持を決めた労働組合の人たちが横断幕を持って駆けつけました。
 第一声に先立つ出陣式では達増拓也知事があいさつをしました。


《2025年7月1日》
盛岡大学付属高校で主権者教育のための模擬選挙
日本共産党は第3位の得票


 7月1日、参院選公示を前に、盛岡大学付属高校で「3学年主権者教育のための模擬選挙」が行われました。日本共産党の高橋千鶴子前衆院議員ら国政9党の代表が出席し、政策を5分間で演説しました。
 演説後、132人が投票し、共産党は3位(得票率15.9%)を獲得。支持の主な理由として「一番現実的な政策だ」「消費税減税と教育無償化がよかった」などがあげられました。
 高橋氏は、消費税は廃止をめざして5%の緊急減税をし、財源は大企業と富裕層からの応分の負担で確保すると強調。「学生がバイトと奨学金返済に追われているのは、世界の標準ではありません。学費無償化をめざして、入学金ゼロ、学費も奨学金返済も半額に」と訴え、国会論戦と運動で文科省に私大入学金「二重払い」改善の通知を出させたと紹介しました。
 一方、自民、公明両党は消費税減税にふれず、れいわは消費税廃止を赤字国債でやると主張しました。
 休憩時間に高橋氏は生徒から「まず5%減税とは現実的だ。財源はどのくらいかかるのか」と質問を受けました。高橋氏が「1%3兆円で見積もるが、一昨年だけで大企業は法人税を11兆円減税された」と答えると、生徒は納得しました。